「おー、仁丹が2枚並んでる!」と思い、少々興奮いたしました。
しかし、よく見てみると何かが違います。
左側は行政区が「上京区」、右側のそれは「中京区」なのです。
ということは、左側は中京区が誕生した昭和4年以前に設置されたもの、右側はそれ以降のものということになります。
「こうやって並んでいても、設置時期が違うことがあるんだな~」などと呑気に考えていましたが、もっとよく見たら右側の表示板には仁丹のロゴがありませんでした。
右のものは仁丹以外の会社の作品でした。
仁丹ばかりを追いかけていると、時々こういうフェイントに出会うことがあります。
よく考えたら、街に欠かせない住所の表示をしながら、さり気なく美しく自社の宣伝ができるというこの画期的な手法が、仁丹の専売特許なはずはありません。他の企業がこうやって自社の宣伝を街中に広げようとしても何一つ不思議ではありません。
思い込みは禁物ですね!😊