京都駅からほど近くの場所に、JRバスの「三哲」というバス停があります。
JRバスでは「三哲」なのですが、同じ場所にある市バスのバス停名は「下京区総合庁舎前」になっています。
先日リリースされた情報によると、今年の3月に行われるダイヤ改正でJRバスと市バスの連携が始まることになり、その一環として、JRバスのバス停も「下京区総合庁舎前」に変更されることになったのだそうです。つまり、「三哲」の名が消えてしまうことになった、ということです。
京都市交通局の資料
「三哲」といえば、京都の通り名を唄をご存じの方なら、「聞いたことあるなぁ」となるはず。唄にも出てくるのに実態がよくわからない通りの筆頭格といえば、きっと多くの方に共感していただけるのではないでしょうか。
三哲というのは、一節によると現在の塩小路通のことを指しているのだそうです。
明確に「三哲」の名を冠したスポットが少ない中で、今回バス停の名称が変わってしまうことは残念の極み。地名のおもしろさに触れる機会が、どんどん減ってしまうことが悲しいです。
写真を撮りたい方、お早めにどうぞ!
「三哲」の名が無くなってしまって、、、知っている者にとっては寂しいものです。
たまに市バスに乗って通る度に「三哲」を思って仕舞う婆に御座います。
こう言う記事が存在するだけで嬉しく思います。 おおきに有り難うございます。
ブログを読んで頂きありがとうございます。
コメントも頂きうれしく思います。
この記事で「三哲」の名を残しておいてよかったです。
残念です。三哲は、映画『天地明察』の主人公、安井算哲が住んでいたことに因んだ地名だったので。実際に現地を歩いて、地元の人もそのことを知らなかったことを驚いたことを思い出します。