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詩仙堂 丈山寺(しせんどう じょうざんじ)

一乗寺界隈をぶらり、詩仙堂に足を運んでみました。

一乗寺と聞くと関西有数のラーメン激戦区として有名ですが、どこか懐かしい街並みや、思わず足を踏み入れたくなるパン屋さんや雑貨やさんなど、街歩きの魅力が詰まったエリアでもあります。

中でもこのエリアに来たならばぜひ足を運んでいただきたいのが、今回ご紹介したい【詩仙堂 丈山寺】。

趣溢れる門構え。

詩仙堂は今でこそ丈山寺の名前で曹洞宗の寺院でもありますが、もとは江戸時代初期の文人・石山丈山の山荘。国の史跡に指定されている建物です。

庭先からの一枚。風情ある佇まいです。

丈山は中国の詩家三十六人を選び、その肖像と各々の作品を、この山荘の一室の壁に掲げました。その一室、「詩仙の間」に由来して詩仙堂と呼ばれています。
ちなみに、正式名称は六六山詩仙堂丈山寺凹凸窠。「凹凸窠(おうとつか)」とは、「でこぼこした土地に建てた住居」を意味するそうです。それにしても長い(笑)

庭づくりが得意だったという丈山作庭の庭園を、詩仙の間からじっくり味わいます。

2019年秋の一枚。

敷き詰められた白石とツツジの葉の緑、紅葉の朱色のコントラストが圧巻。

敷地が広く、建物を出て、お庭を散策できるのも良いですね。

ちなみに、この庭園にある鹿威しは、日本で初めて作られた鹿威しなんだとか。

日本初と言われる鹿威し。

やはり人気なのは紅葉の時期ですが、青もみじとツツジの季節も負けず劣らずのオススメシーズン。
忙しい毎日を離れ、美しいお庭に流れる癒しの時間を楽しめます。

SPOT INFO
名称詩仙堂 丈山寺(しせんどう じょうざんじ)
時間9:00-17:00
お休み
料金大人一人500円
公式サイトhttps://kyoto-shisendo.net/
駐輪場駐輪場は入り口から道路を挟んだ向かいにあります。
最寄り駅からやや離れていますので、ぜひ自転車での訪問をオススメしたいですね(*・ω・)

※ 2020年2月10日現在の情報です。