京都のお庭めぐりその②
皆様こんにちは!前回に引き続き庭園に興味を持った山之内がお届けいたします!
今回お邪魔してきたのは南禅寺塔頭の「金地院」です!桜のシーズン真っ只中でどこに行っても混み混みの京都ですが、こちらは比較的人が少なくて穴場です!!
南禅寺境内南にあるこちらは前回南禅寺方丈庭園でご紹介した「小堀遠州」さん作庭の「鶴亀の庭」があることで有名です。
鶴亀の庭
このお庭、崇伝和尚が徳川家光を迎えるために作らせたそうです。
国の特別名勝に指定されている枯山水庭園で本当に手入れが行き届いているな~と素人ながらに感じます。
これが美しい!そして面白い!!
とてもラッキーな私はスタッフのかたのお話を聞くことができました!タイミングよし!!
その名の通りの鶴さん!亀さん!
方丈から見て右側にいらっしゃるのが鶴さんです。この横たわっている岩は首を表現されているのだとか・・・。なかなか迫力があります。そしてお察しの通り!その細長い首の先についている箸のような飛び出た岩はくちばしだそうです!!
もう鶴にしか見えません!
そして方丈から向かって左には亀さんです。こちらはとてもわかりやすい!
真ん中にどっしり礼拝石
こちらの畳一畳ほどの平たい岩、あまりにツルっとしていてとくに気にかけませんでしたが、背後にある「東照宮」に向かって座りいつでも礼拝できるようにと置かれた岩だそうです。
シンプルで洗練されたデザイン
私の中で、このお庭は分かりやすくシンプル!計算された空間がゆっくりと流れる時間を演出しているように感じました。
常緑樹しかないこのお庭は常に変わらない美しさがあるのでどのタイミングで訪れても満足できるはず。
何度でも何時間でも座って眺めていられるようなお庭でした(^^)
ではまた次回・・・