せっかくの愉しい観光も、事故を起こしてしまっては台無しです。今一度自転車の基本的な交通ルールをご確認いただき、安全第一の自転車走行にご協力ください。
1.自転車はクルマの仲間
自転車はクルマの仲間(軽車両)です。クルマにふさわしいルール・マナーを守りましょう。
2.左側通行が原則
クルマの仲間である自転車は、左側通行が原則です。車と同じ方向を向いて走ることが基本です。
3.自転車は車道
自転車は車道を走りましょう。ただし、自転車レーンがある場合はそちらを使ってください。
4.乗り方上手の秘訣
カーブミラーや標識などに気をつけましょう。真ん中の「止まれ」の標識のある場所では、必ず一時停止をして左右の安全確認を行ってください。自転車通行が認められている歩道上を走行する場合は、徐行(大人の速足程度)を保ち、歩行者優先で走行してください。
5.意思の疎通が肝心
まわりの様子をよくみて、アイコンタクトや身振り手振りでお互いの行動を伝えましょう。
6.夜は目立つ工夫
暗くなったら、ライトをつけましょう。自分の視野を広げることはもちろん、相手に自分の存在を知らせるためにも有効です。必要に応じて、反射材の着用も検討してください。
7.人通りの多いところは押し歩き
人通りの多いところでは自転車の押し歩きをしましょう。四条河原町周辺の繁華街では自転車の走行が禁止されている場所もあります。その場合も、自転車を降りて押し歩きをしてください。
8.本当の安全のために
ルールを覚えることは大切です。でも、一番大切なことは実践すること、そして、お互いを思いやることです。携帯電話・ヘッドフォン・傘を使用しながらの運転、スピードの出し過ぎや信号無視、飲酒運転や二人乗りなどは禁止です。交通社会の一員としての自覚をもって、安全に十分注意して自転車を愉しみましょう。
京都市建設局自転車政策推進室「京都自転車基本の8ヶ条」をベースとし、加筆修正させていただきました。