紫陽花や睡蓮など、多くのお花が見頃を迎えていますが、
この時期しか公開されない庭園にて“半夏生”もちょうど見頃を迎えています!
半夏生が見頃を迎えているのは
建仁寺の塔頭・両足院。
こちらのお庭は特別拝観の時のみ公開され、
現在行われている初夏の公開は7月10日(木)まで。
珍しい神様の遣い発見!?
半夏生の庭園に入る前にちょっと寄り道。
両足院は阿弥陀如来さんを本尊として安置していらっしゃるのですが、
境内に入ってすぐ左手に祀られる毘沙門天さんが気になってしまいました。
気になったのはなぜかと言うと・・・
こちらの毘沙門天さんの遣いが狛犬・・・いや狛虎さんだったからなんです。
ガォーっと迫力満点。
京都市内の神社には狛鼠や狛猪、狛兎などなどいろいろな神様の遣いがおりますが、
この狛虎も珍しい遣いの一つですね!
初夏の緑に映える真っ白な半夏生は圧巻!
こちらのお庭に群生している“半夏生”(はんげしょう)という植物になじみのない方も多いと思います。
元々半夏生の葉の色は緑色。
ですが、初夏になると化粧を施したように白色に変わり、
しばらくするとまた緑色に戻ってしまいます。
その様子から半化粧=半夏生と呼ばれるようになったとか。
鮮やかな緑に白色の半夏生が映えます!
お庭を眺める着物のカップルのシルエットがあまりに素敵だったので
一枚撮らせて頂きました。
やっぱりお寺には着物が似合いますね*
初夏限定の半夏生のお庭公開。
早目に行けば奥のお茶室でお抹茶を頂く事もできます!
真っ白な半夏生が見られるのは今だけ。
祇園へ行かれる際はぜひ建仁寺・両足院にも足を運んでみて下さい。