時々ご紹介している、京都の住居表示版「仁丹」。そのほとんどは琺瑯製なのですが、よーく探すと木製のものも実在します。
「AYANOKOJI 綾小路通新町西入上 新釜座町」と書かれたこの一枚。偽りなく木製です。
屋根の陰に設置され、日光にあまり当たらなかかったことが令和の時代まで現存できた理由の一つでしょうか。
推測すると、琺瑯製が誕生する前に作られたのがこの木製で、まだデザインレイアウトも試行錯誤段階だったのではないかと思います。
ローマ字表記があったり、通り名より町名が大きく書かれていたりと、現行のデザインとの差異が認められ、見る者の好奇心を掻き立てます。
場所は四条烏丸店からすぐのところです。ぜひウロウロキョロキョロして探してみてください。たのしいですよ!😊