堀河寺ノ内の近くに京都の芸術家たちとゆかりのあるお寺「本山 本法寺」は、安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した芸術家「本阿弥光悦」の本阿弥家の菩提寺です。
本阿弥光悦は、書・絵画・陶芸・漆芸などの優れた芸術作品を残しています。
本法寺の庭園「三巴の庭」はその光悦の作で、国の名勝庭園に指定されています。
本法寺には等伯が両親や息子などの死を弔うために描いたとされる「釈迦大涅槃図」があります。
この作品は京都三大涅槃図のひとつに数えられており、描表具を含めると縦10m・横6mにも及ぶ大きさの作品です。
見上げるほどの大きさの涅槃図は間近で見学するとかなりの迫力があります。
作品には嘆き悲しむ弟子や動物たちが描かれ、等伯を残して先立った人々への哀悼と供養の想いが伝えられています。
この「釈迦大涅槃図」は普段は複製した作品を展示していますが、毎年3月14日~4月15日まで春季特別寺宝展が開催されており、この期間中は本物の「釈迦大涅槃図」が公開されます。
桜スポットでも有名なお寺ですので、来年の春に春季特別寺宝展に行ってみてはいかがでしょうか~
SPOT INFO
名称 | 本山 叡昌山 本法寺 |
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時間 | 10:00~16:00 |
お休み | 無休(但し、行事等で休館の場合有) |
料金 | 春季特別寺宝展期間のみ 拝観料 大人 1,000円 中高生 600円 |
公式サイト | https://eishouzan.honpouji.nichiren-shu.jp/index.htm |
駐輪場 | あり |
※ 2020年5月17日現在の情報です。