豊臣秀吉といえば、秀吉をお祀りした「豊国神社」が有名ですが、今回はその東側、阿弥陀ヶ峰にある秀吉のお墓をご紹介いたします。
豊国神社の裏側、フォーシーズンズホテルや京都女子大学のある坂を、まずは登ります。
写真はないのですが、かなりの坂道です。
坂を登りきると、そこはかつて豊国神社があった場所。(ごめんなさい、こちらも写真を撮り忘れていました。)
豊臣秀吉の死後、家臣たちがこの山頂にお墓を作り、ふもとに神社を作ったそうです。
つまり、秀吉は「神様」になったわけですね。しかし、それを良く思わなかった徳川家康が神社を壊し、その後色々あって明治天皇が現在の場所に豊国神社建てたそうです。「色々あった」話はまた機会があればブログにしたいと思います。
それでは、お墓参りにいきましょう。登拝料として100円を収め、山を登ります。
さて、お墓のまわりは木に囲まれているのですが、北側の一部だけ切り開かれています。
清水寺を見下ろすことなんてなかなかないので、テンションが上っていたのですが、実は、清水寺ではなく、そのすぐ近くにある「高台寺」が見えるようにしたのではないかと。
高台寺と聞いて、ピンときた方もいらっしゃるのではないでしょうか。高台寺は、秀吉の正室であった北政所(ねね)が、秀吉を弔うために建てたお寺で、そこにはねねの像がこのお墓の方を向いてたっています。
夫婦が向かい合っていると思うと素敵ですね。