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少しゆっくり渡ってみませんか?橋特集③近世近代の日本史に欠かせない橋:三条大橋

第三回目は中京区と東山区の鴨川にまたがる三条大橋です!
1589年に豊臣秀吉の命により改修されて以来、近世・近代日本史の重要スポットとして市内では
一番有名な橋かもしれませんね!
今回は「始まり」、「終わり」をキーワードに三条大橋をお伝えしたいと思います!

東海道五十三次旅の「終わり」

引用:http://oriharu.net/j53tugi_3joh_oh_hasi.htm

江戸時代の芸術を学習したときには葛飾北斎の「富嶽三十六景」とこの画は必ず見たことでしょう!

参考:https://bunka.nii.ac.jp/heritages/heritagebig/208625/0/1

安藤(歌川)広重の代表作の東海道五十三次。
そして東海道の旅のエンディングになった三条大橋。
現代では車や自転車等の乗り物も加わりさらに活発に人々やモノの行き来がありますね。
背景は東山の山々、そして清水寺もちょっとだけ描かれています。

画のアングルで現代の三条大橋を撮るとこんな感じ!?少し低め?

歴史人物の「最期の地」

実は古くから三条大橋周辺は処刑地としても知られており、数々の歴史人物がここで最期を迎えたり晒し者にされました。
例えば、新選組の近藤勇。石田三成もここでさらし首にされることに…。
また興味深いのが安土桃山時代の盗賊王、石川五右衛門。
豊臣秀吉暗殺を企てたとして捕まえられるとなんとここで
灼熱の湯の窯に放り込まれて最期を迎えることに…。
これが「五右衛門風呂」の由来という俗説も知る人ぞ知るといったところですね!

引用:https://zatsuneta.com/archives/003832.html

駅伝「始まり」の地

橋の東詰(祇園側)には駅伝発祥の地を伝える石碑があります。
日本初の駅伝大会、「東海道駅伝徒歩競争」は1917年。なんと三日間に渡りここ三条大橋から東京上野の不忍池までの約510キロを23区間に分けてリレーするものでした!
関西(京都)組、名古屋組、関東組に分かれたこのレースを制したのは関東組。関西組に一時間半近くの差をつけての優勝でした!
ちなみに関東組のアンカーは当時27歳の金栗四三。あのNHK大河ドラマ「いだてん」の主人公です!

参考:・https://www2.city.kyoto.lg.jp/somu/rekishi/fm/ishibumi/html/hi105.html
   ・https://style.nikkei.com/article/DGXBZO39420160Y2A300C1000000/

まとめ

趣き深い見た目だけでなく、その橋には歴史を作ってきた多くの人々の情熱、無念といった様々な感情、思いが入り混じっているんだなと
感じました!
現在はメンテナンスの費用が高額な橋という側面もある三条大橋ですが、
この橋が作り出す景観と歴史は末永く守っていきたいですね!

Spot Info

Maps:

・鉄道:京阪本線「三条」、市営地下鉄「三条京阪」すぐ。

・バス:「三条京阪」バス停から徒歩1分。

・自転車:本店、京都タワー店から各15~20分、四条烏丸店からは約7,8分。

※本店、京都タワー店から鴨川遊歩道(祇園側)を経由してお越しの際は三条大橋周辺、現在護岸工事中のため車道までお上がり頂きますようお願いします。

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