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少しゆっくり渡ってみませんか?橋特集②宇治市への玄関口:観月橋(伏見区)

第二回目の橋は京都市の南隣の宇治市との交通の要所、宇治川に架かる観月橋です!
ちょうどお月見のシーズンにタイムリーなネーミングの橋ですね。

歴史

観月橋のルーツは安土桃山時代にさかのぼります。豊臣秀吉が豊後大友氏に橋の架橋をこの地に命じたところから始まります。
その橋は「豊後橋」と名付けられましたが鳥羽・伏見の戦いで焼け落ちてしまいました。
再建は明治6年、ここで観月橋の現在の名前が付けられました。理由は単純明快。お月見をするのにいい場所というところからでした。
ちなみに現在の観月橋周辺の地名は当時の名残で豊後町になっています。

参考:http://www.comox.co.jp/~ushisan/pages/history.pages/mono.pages/hashi.html

渡り方注意!

観月橋を渡る際は渡り方に注意して頂きたいと思います。
観月橋は「二重構造」なのです。

市内中心部から国道24号線沿いに走って観月橋へ向かうとこちらの画にたどり着きます。
なんと「新観月橋」が幹線側に架かっていて二重構造になっています。
自転車は上の写真左側の高架下へ行ってここから「観月橋」を渡りましょう!

2階にあたる「新観月橋」は交通渋滞解消の目的から1975年に建てられ観月橋と京阪宇治線を見下ろすようになっています。

さあ、観月橋を渡りきりました。

南詰(宇治市側)の信号を写真奥(川沿い)に進むと宇治市の観光地へと続いていきます!
新観月橋の終わりは更に奥(南側)です。

以上少し複雑な観月橋の渡り方のご紹介でした。

撮り鉄さんお越し下さい

二層構造の観月橋のすぐ西側(京阪中書島駅方面側)には澱川橋梁が架かっていてそこを近鉄京都線の車両が颯爽と京都、奈良方面両サイドに駆け抜けていきます!

高さ約30メートル、全長約165メートル(文化庁HPより:https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails.asp)、国の登録有形文化財にも指定された澱川橋梁。迫力満点の橋を駆け抜ける電車。
撮り鉄の皆さん、撮影スポットにどうでしょう!

まとめ

見た目よりは利便性に特徴を感じた観月橋。もしここに観月橋が架かっていなければ宇治市や他の府内南部と京都市内の人々やモノの行き来
がどうなってしまうのかと考えてしまうようなまさに必要不可欠な橋でした。
ぜひ皆さんもこちらの橋を渡って宇治市方面へのロングサイクリングもいかがでしょう!

Spot Info

maps:

・電車:京阪宇治線 「観月橋」駅下車すぐ。

・自転車:本店、京都タワー店からそれぞれ約40~50分、四条烏丸から約60分。
  
※ちなみに観月橋から宇治市の観光地(宇治橋)へは約30~40分。

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