京都市内に点在する会場たち!
始まりました!京都国際写真祭2019!!
京都ecoトリップのお客様の中にもちらほらいらっしゃいます。京都の春の風物詩になりつつありますね。
わたくしも先日お休みを利用して巡ってきました。
kyoto graphie の魅力は何といっても会場です。
京都の重要文化財や普段は入れない場所が展示会場になっているのでエンターテイメント性もばっちり!!
そんな会場の中でも特にワクワクしたところをご紹介いたします!
京都文化博物館別館
三条通りは数々の洋風建築が立ち並ぶ美しい通り。日常になじんでいる中京郵便局やみずほ銀行京都支店なども素敵です!
その中でも元日本銀行京都支店の京都文化博物館・別館は代表的存在!
これを機に作品だけでなく建築も細部まで鑑賞してみてくださいね!
- 映画のワンシーン?
- 溢れるノスタルジック!!
- 館内のあちこちで感じる歴史
チケット販売はかつてお金が行きかっていたであろう客溜りで。映画のワンシーンみたい!
チケット販売はかつての「客溜り」で。
【外観】
天井【内装】
修理記録!?
誉田屋源兵衛
去年に引き続きこちらの会場も見逃せません。
誉田屋源兵衛は創業280年の老舗帯屋さん。間口が狭く奥行きのある京町家を生かした展示がとても印象深く楽しめます。
- 竹院の門
- 黒蔵
残念ながら竹院の門の作品及び建物は写真撮影不可。
靴を脱いで建物の中へ。
中はびっくりな奥行きの深さ。
「ウナギの寝床」と呼ばれる昔ながらの京都のお家ですね。
その中に展示スペースが作られているわけですが、まるで迷路みたいに作品が展示されていてなんだか不思議な感覚に陥ります。
そして竹院の門を抜け木目調の母屋を抜けると「黒蔵」です。
離れにある「黒蔵」はその名の通り、黒い蔵。こちらは写真撮影オッケーです。
ドーム型の黒い蔵
母屋が木目調なのに対し、急に現れる黒い建物はモダンできりっとして見えます。ドーム状の蔵は一階部分と二階部分、そしてとても狭い、人ひとりぎりぎりのらせん階段を上ると三階部分があります。
まるでアトラクション!!
間口の狭さに対し驚くほどの敷地面積。
そして昔ながらの造りの中にあるモダンな部分が作品にすごく合っていました。階段や段差も多いので足元は本当に注意です!!
京都新聞ビル印刷工場跡
地下一階は印刷工場跡!
さて、最後にご紹介するのはこちらも去年に引き続きの展示会場。
御所南西部にある京都新聞ビル。
こちらでは二年半前まで実際に新聞が刷られていたそうで、今は跡地ですが、インクのにおいは残っています。そんな中での展示はやはり特別感があって最もワクワクしました!!
- サテライトイベント
- 地下に広がる空間
京都新聞ビルはエスカレーターを上がった二階でも展示を行っています。
長ーく連なった新聞たちはある人の人生を表します。
Kyoto Graphie ではメインイベントのほかにサテライトイベントとしての展示もされています。
あるお医者さまの生きた軌跡をたどる新聞たち
展示マップ
広ーい1フロアーの部屋は真っ暗でカラフルな照明で彩られています。
かつての面影?
壁にはかつての面影を感じるメモ?も。
どこまで続くのだろう、この空間・・・?
作品たちは工場のフロアーに置かれています。進路は等間隔に置かれたペットボトルで示してあり、それもまたカラフル。
おそらくこの展示がなければ廃墟なのでしょうが、作品により会場が生かされている印象でした。
しかし、こちらも足元注意!!です。
素敵建築に触れられる写真展
京都には私たちが気づかない素敵建築がきっとたくさんあります。
作品を通して感じられるチャンスです!!
是非!めぐってみてくださいね(^^♪