京都お庭巡りその③
皆さまこんにちは!お庭ブログ第三回目は東福寺 方丈庭園です。
こちらのお庭はモダン代表!枯山水庭園といった感じ。
東西南北に作られたアートなお庭
作庭は重森三玲さん。
この方、生花やお茶の世界でもとても才能のある方だったそうで、このお庭が作庭デビュー作です。
- 方丈南庭
- 方丈東庭
- 方丈西庭
- 方丈北庭
入り口を入ってすぐ左手にあるのが南庭。
白砂は海、石組は島!砂紋がなんとも美しいです。たくさんある渦巻きは海が荒れている様子を表しているのだとか・・・。
こちらは五山を表しています。
お庭には松が植えられていますが、こちらの木は面白い視覚効果が!!
お庭内の松と奥の松がつながっているように見えます。これにより奥行きを出す工夫がされているそうです。
アイディアですね!!
入ってすぐ右手にあるのは東庭「北斗の庭」
その名の通り、石が北斗七星を表現しています。
この石たちはトイレを建てる時に余ったもの。その他にも再利用されて使われている物もあります。また、後ろの生け垣は天の川を表したものだそうな・・・。アイディアマン!!
南庭を通り抜け、進んでいくと市松模様のお庭「井田市松の庭」があります。
こちらも日々の手入れが行き届いているなーと感じます。
そしてそして!こちらが最も有名だと思われます。
市松模様は着物にも洋服にも使われている模様でかっこいいですね!
雑誌などではこの部分ばかりが取り上げられますが、この模様は実はほんの一部なんです。
日本庭園の伝統を守ったモダンガーデン!!
方丈を中心にある東西南北のお庭はそれぞれにテーマみたいなものを持ちつつ統一感もあり、何度見て歩いても新しい発見ができそうです!
オシャレなお庭!という印象。
重森三玲さんは他にも作庭されているお庭がありますが、全て個性的な枯山水庭園なのです。是非また行ってみたいと思います!
ではまた次回・・・。