健康長寿のご利益がある事で有名な今宮神社。
そんなありがたーい神社が、さらにありがたいことに
縁結び・玉の輿のパワースポットであることをご存知ですか?
そもそも今宮神社って…
平安時代、疫病を鎮めるために神殿を造ったことに始まり、
無病息災や健康長寿の神として信仰されてきました。
4月には、咲き誇る桜の下で行われる無病息災を願う、
京都三大奇祭のひとつ「やすらい祭」でも知られていますね(^ω^)
今宮神社と玉の輿との関係は?
さて、ここで本題に戻りまして(・∀・)
「玉の輿」という言葉は、
いうまでもなく、女性が裕福な男性と結婚して自らも裕福な立場になることですが、
では、なぜそのようなことを「玉の輿」って言うのか知っていますか??
今宮神社と「玉の輿」の関係は、その「玉の輿」という言葉の語源にあるそうです。
時は江戸時代、この今宮神社が氏神となる西陣の町の八百屋に
桂昌院という、その名を「お玉」と呼ばれている娘がいました。
そんな普通の家庭育ちの娘さんが、徳川3代将軍家光に見初められ、
側室となり子供を授かります。
その子供は後の5代将軍となる綱吉で、お玉は将軍の生母として、
大奥で従一位の高位にまで至ったことが、「玉の輿」の起源だと云われています。
この方がお玉さん。↓
願いを込めて持ち上げる、今宮神社の阿呆賢さん!
お玉さんにちなんだ「玉の輿お守り」や「縁結びお守り」なども人気ですが、
境内にある「阿呆賢(あほかし)さん」と呼ばれる神占石も必見です。
この座布団が敷かれた石が阿呆賢さん。
この石を、手のひらで軽く三度たたいて持ち上げ、その重さを感じたら、
もう一度、願い事を込めて三度手のひらで撫でて持ち上げます。
2回目に持ち上げた石が軽く感じることが出来れば、願い事が叶うとされています(・∀・)!
また、この石に心を込めて、病気平癒を祈り、手のひらで撫でた後、
身体の悪いところをさすれば、健康の回復を早めるとも云われています。
最後にあぶり餅を食べて、無病息災祈願!
恋愛成就に玉の輿祈願をして、病気平癒も祈ったら、神橋を渡り、東門を抜けます。
目の前の道に向かい合って並んでいるのは、名物「あぶり餅」の歴史ある老舗です。
今回は、創業400年ともいわれる「かざり屋」でいただきました(^0^)
小さめのひとくちサイズのお餅にきな粉をまぶして、炭火で炙り、
白味噌の甘辛いたれを絡ませた一品です。
この白味噌のたれが絶妙な美味しさで、ぱくぱくとあっという間に食べれてしまいます。
千利休がお茶菓子の代わりに用いたこともあるというこのあぶり餅。
食べるとその一年は無病息災なんだとか!
玉の輿に縁結び、美味しく健康も願って、
なんだか「これで完璧!」な気分(?)になる今宮神社。
おすすめスポットです☆
SPOT INFO
◎今宮神社
拝観時間:境内自由
拝観料金:境内自由
◎かざりや(あぶり餅)
営業時間:10:00~17:30
定休日:水曜日