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ベタだと分かっていても一度は訪れてみたい人気スポット!
京都に来たからには、やっぱり金閣寺は外せません!
「金閣寺」と聞くと、多くの人が池に浮かぶまばゆく金色に輝く楼閣の姿ではないでしょうか。
そんな金閣寺の見どころは意外とたくさんあるんです。また、季節によっても楽しみ方はいろいろ。
今回は、「THEど定番」な金閣寺の見どころを敢えて紹介したいと思います(^0^)
訪れたことがある方も、金のまばゆさにうっかり気を取られて見逃しているところがあるかも(?!)しれません~
まずは、金閣寺の正式名称、知ってますか?
実は、私たちが普段呼んでいる「金閣寺」とは通称。正しくは、「鹿苑寺(ろくおんじ)」といいます。
「金閣」とは、お釈迦様の舎利(お骨)をまつった舎利殿のことで、その見た目からも「金閣」が特に知られたので「金閣寺」と呼ばれているのだそう。
見どころは外からも!
正面の総門を通る前に注目したいのが、お寺の周囲を囲む土塀です。黄色っぽい塀で囲まれています…
よく見ると、白い5本線が引かれていますね!これは、もっとも高い寺格を示す線だそうです。今回、金閣寺に来たのは多分5,6回目ですが、全然知りませんでした…!笑
門をくぐると左手にある鐘楼は一撞き200円。鐘を撞いて心を清めてもよし、その音色を聴くだけでも心に響く感じがします(^ω^)
拝観料を納める際にいただけるお札も記念に♪
やっぱりホンモノ!豪華絢爛な楼閣の姿
拝観料を納め、さらに進むとそれはどーーん!と姿を現します。やはり何度見てもこの輝きは圧巻です…!池に映るさまも美しいですね。
一層目は寝殿造の「法水院(ほっすいいん)」、二層目は武家造で「潮音洞(ちょうおんどう)」と云い、三層目は「究竟頂(くっきょうちょう)」と呼ばれる中国風の禅宗仏殿造になっています。
二層目と三層目は、漆の上から純金の箔が貼られていて、金の総量は20kgなんだとか(・д・)!
屋根は、サワラの薄い板を何枚も重ねたこけら葺で、頂上には金の鳳凰が輝いています。
初めてでも、何度訪れていてもやはり心奪われる美しさの金閣。池の周りには写真を撮る人たちでいつも賑わっています。
しばらく撮影を楽しんだ後は、順路に沿って境内を進むのですが…金閣を見たことに満足してしまって、ここからが意外と見どころを見逃してしまいがちな気がします。
ということで、まだまだ気を抜かず、金閣寺を楽しみましょう(・∀・)!
盆栽がこんなに立派な松に!~義満とゆかりがあるものたち~
金閣が浮かぶ池に沿って進むと右手に大きな松の姿が。
「陸舟(りくしゅう)の松」と呼ばれるその松は、その名の通り舟の形をしています。
義満の盆栽を移植したと伝わる松だそうで、盆栽がここまで立派に大きくなるということにも驚き!
さらに進むと、義満とゆかりのある2つの泉があります。
銀河泉と厳下水(がんかすい)という2つの泉。銀河泉は、義満がお茶の水に使用されたと云われ、今でも水が湧きだしています。また、厳下水は手洗いに使われていたそう。
見どころ最終ポイント・夕佳亭(せっかてい)
順路に沿って歩き進むと小さな小屋のようなものが見えてきました。これは「夕佳亭(せっかてい)」という茶室。江戸時代の茶人である金森宗和のもので、この方が好んだとされる数寄屋造りとなっています。少し写真では分かりにくいかもしれませんが、正面に見える「南天の床柱」、その右にある「萩の違い棚」が有名、中央にある古木「鶯宿梅」が有名です。
ちなみに、「夕佳亭」という名は、『夕日に映える金閣が殊(こと)に佳い(よろしい)』ことからきているんだとか。この日は昼間だったので、夕日に映える金閣を臨むことはできませんでしたが、確かに夕佳亭側から見える金閣の後ろ姿もなかなかの美しさでした!
季節によってさまざまな顔を見せる金閣
ここまで、金閣寺の見どころを紹介してきましたが、これから迎える秋や冬は、きらびやかに輝く金閣をもっと堪能できる季節となります♪
秋は真っ赤な紅葉と金色の絶妙な色彩のコンビネーション!(写真は2013年12月に撮影)
冬には真っ白な雪をまとった金閣がさらに眩しく感じるほどに輝く姿が風物詩となっています。(写真は2014年1月に撮影)
その季節に見せる表情を楽しむだけでも、何度来ても価値がある金閣寺。
修学旅行で行ったきり…という人も、また改めて訪れてみると違った感動があるかもしれません(^∀^)
名称 | 金閣・鹿苑寺 |
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時間 | 9:00~17:00 |
お休み | なし |
料金 | 大人(高校生以上)400円/小・中学生300円 |
公式サイト | https://www.shokoku-ji.jp/kinkakuji/ |
駐輪場 | あり |
※ 2014年10月1日現在の情報です。