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【3月の京都】ひなまつり・涅槃会・桜

3月3日ひなまつり

春桃会(三十三間堂)

「三十三間堂」の名前にちなんで「三」の重なる〈桃の節句〉に行なわれる法会で、限定の女性専用「桃のお守り」も授与されます。この日は無料で拝観することができます。

流し雛(下鴨神社)

厄やけがれを移した人形を川に流し、無病息災を祈る行事です。
お雛様やお内裏様に扮した男女や舞妓さんたちが神事を終えたあと、一般の方も流すことができます。お雛様がまとう十二単の着付けもみどころのひとつです。

ひいなまつり(市比賣神社)

神社の前にあるひと・まち交流館京都で行事が行われます。
大きなひな壇に、お雛様やお内裏様、三人官女、五人囃子に扮した人々が並ぶ「ひと雛」が一番の見どころ。投扇興や貝合わせ等平安時代の遊びも実演されます。見学には3000円が必要ですが、ひな人形が飾られた神社境内は無料で拝観が可能です。

涅槃会、涅槃図公開

釈迦の入滅に際しての法要(涅槃会)が3月15日前後で行なわれ、釈迦が亡くなったときの様子を描いた涅槃図が公開されます。
お参りの際には、この時期限定の花供御(はなくそ)と呼ばれるあられもぜひ。

左から泉涌寺、真如堂、東福寺の花供御。それぞれ特徴が異なります。

東福寺


涅槃会・涅槃図公開:3月14日~3月16日
縦約12m、横約6.5mの大涅槃図には、猫が描かれている珍しい特徴があります。
涅槃図は普段非公開の本堂で公開されるため、天井に描かれた堂本印象筆蒼龍図も必見です。

泉涌寺

泉涌寺

涅槃会:3月14日~16日
涅槃図公開:3月11日~3月16日
縦16メートル、横8メートルという日本最大の涅槃図が、天井から床にかけてコの字型に掲げられます。法要中は堂内に御経が響き渡り厳かな雰囲気に包まれます。

真如堂

涅槃会:3月15日
涅槃図公開:3月1日~3月31日
涅槃図に登場する生き物は127種類におよび、日本最多とされています。

本法寺

涅槃図公開:3月14日~4月15日
長谷川等伯筆の「仏涅槃図」(重文)は縦約10メートル、横約6メートル。本阿弥光悦が作庭した国指定名勝「三つ巴の庭」も拝観できます。

早咲きの桜

一般的な桜、ソメイヨシノの開花は3月下旬~ですが、ここではもう少し早くから楽しめる早咲きの桜を紹介します。
例年3月10日頃~20日頃まで見頃が続く印象ですが、気候により大幅に変わることもあります。
絶対に見たいという方は、事前に開花状況を調べてから行くことをおすすめします。

河津桜(淀水路、一条戻橋、三条大橋、車折神社など)

淀水路は1kmに渡り桜並木が続く京都一ともいえる河津桜スポットです。市内中心部からはやや距離がありますので、電車を使うのもおすすめ。
自転車で行く場合は、途中で伏見稲荷大社や伏見の酒蔵エリアへ立ち寄ることもできます。
[caption id="attachment_22337" align="alignnone" width="1200"] 【淀水路】2022年3月24日撮影

【一条戻橋】2022年3月22日撮影

【三条大橋】2023年3月10日撮影

【車折神社】2021年3月10日撮影

おかめ桜

出町柳にある長徳寺では、濃いピンクが可愛らしい「オカメ」という品種の桜が見られます。
平安神宮や銀閣寺など東方面へ行く際に寄り道したい桜スポットです。

2021年3月8日撮影

春めき桜(旧京都市立成徳中学校)

学校の桜といえば入学式のイメージが強いですが、こちらの学校には卒業生に贈るために早咲きの桜が植えられたそうです。
レトロな校舎に淡いピンクの桜、このエピソードを聞くとより一層素敵に見えます。
歩道上での鑑賞になるため、周囲には十分お気を付けください。
自転車は邪魔になってしまうので、徒歩が良いかもしれません。朝早い時間帯は人通りも少なくゆっくり見ることができます。

2021年3月10日撮影

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