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岩倉具視公の知られざる3年を学ぶ!(岩倉具視幽棲旧宅・左京区)

こんにちは!
年末以来のまた強めの寒波が来てますね。
前回の寒波でできなかった対策等実践していきたいところです。

さて本日は左京区の岩倉具視幽棲旧宅からです。

岩倉具視公と聞きますと一般的には明治初期の欧米使節「岩倉使節団」で知ることが多い方ですが、
幕末、明治維新の歴史が好きな方を中心に京都岩倉で幽棲生活時代の3年間(1864~1867)にも注目や興味が注がれています。

朝廷内で有力だったものの
孝明天皇(京都で最後の天皇、平安神宮に祀られていますね)の娘和宮の将軍家への降嫁を巡って幕府派とみなされ追放。
京都周辺を転々と幽棲した結果大工さんの空き家を借りて幽棲することになりました。

一見完全に目立たなくなった岩倉具視公ですがその旧宅には
後に明治維新の立役者になる坂本龍馬公、中岡慎太郎公、大久保利通公といったそうそうたるメンバーが訪れ
王政復古の大号令やその後国づくりについて語り合ったと言われています。

主屋の襖絵など当時から保存されている箇所もありここにすごい方たちが座っていたのだなと想像すると
さらにこの激動の時代への興味がかきたてられてきますね!

政界へ復帰後も当時の岩倉村の村民らによって保存がされ現在は京都市からの委託で造園会社さんで管理されています。
また大正時代に建築家武田五一の設計で旧宅の隣に建てられた対岳文庫には貴重な資料が収蔵されています。

対岳文庫(「対岳」は具視公のペンネーム)

現在ウイルス対策のため予約制で人数制限をしておりますので
ぜひ岩倉具視公のこの3年間を知りたい方まずは施設にお問い合わせください!

市街地より標高は高くなりますので電動アシスト自転車や叡山電車に乗り換えてのアクセスがおすすめです!

SPOT INFO
名称岩倉具視幽棲旧宅
時間午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
お休み水曜日(祝日の場合は開館、次の平日休館)
年末年始(12月29日~1月3日)
料金一般 400円
中学・高校生及び高等専門学校生 200円
小学生 100円

※重要文化財の料金に関する京都市の条例(「京都市無鄰菴等条例」) の一部改正を受け、2019年10月1日より、入場料が「1名400円」に変わりました。

入場料の免除
市内在住の70歳以上の方:ご本人無料
敬老乗車証,運転免許証等住所と年齢を証明できるものをご提示ください。

市内在住の70歳以上の介護保険被保険者証をお持ちの方:ご本人及び介護者1名無料
要介護または要支援の認定を受けた方に限ります。被保険者証をご提示ください。

身体障がい者手帳,療育手帳,戦傷病者手帳,被爆者健康手帳,精神障がい者保健福祉手帳等をお持ちの方:ご本人及び介護者1名無料
手帳等をご提示ください。

市内の小・中学生:ご本人無料
市内在住の児童・生徒及び市内の学校に在校する児童・生徒が対象です。生徒手帳等を提示するか,申告してください。
公式サイトhttps://iwakura-tomomi.jp/
駐輪場約5台の駐輪スペースがあります(無料)。自転車でお越しの際は、駐輪スペースまでご案内いたしますので、管理事務所へお声掛け下さい。

※ 2021年1月9日現在の情報です。