「くまなき月の渡るに似る」鎌倉時代に亀山上皇が橋の上空を移動する月を眺めて感想を述べ「渡月橋」と命名されたそうです。実際には現在より少し上流にかかっていたそうで、当時は「法輪寺橋」と言われていました。
昨日は雲ひとつなく、とても綺麗でした。亀山上皇の言葉を思い出し、鎌倉時代にもこんな月を眺めておられたのかなぁ・・・と思いながら中秋の名月を楽しみました。上流では屋形船に乗って楽しんでおられる方もいらっしゃいました。
それと、私事ですが20年前は嵐山で人力車を引いていたので、仕事終わりに缶ビールを買って仲間で「川ビール」と称し、渡月橋を眺めながらビールを飲んでいたことを思い出していました。あの頃はそれが日常で贅沢な時間だったぁと改めて感じました。