市比賣神社
「市比賣(いちひめ)神社」は、京都駅から自転車で10分くらいのところにあります。
どちらかというと「いちひめ」のうち「ひめ」の方に焦点があてられていて、女性の守り神として広く知られています。
けれど、「いちひめ」のうち「いち」の方もきちんと意味を有しています。
もともとはこの神社、平安時代に「市場」の守り神として崇められていたのだそうです。令和の今、残念ながらその平安時代の市は東寺の場所には存在せず、結果として「ひめ」の意味のほうが強く意識されるようになったのだと思われます。
市姫神社
現在の京都において、食の中心地は「中央卸売市場」です。JRの梅小路京都西駅から丹波口駅にかけて、ほぼ線路と並行して市場が設けられています。
ここに、「いちひめ」のうち「いち」の方をクローズアップした市姫神社が、市比賣神社の分社として祀られています。
もともと市場の守り神として賑わったという歴史を大切にし、時代に即した場所に分社を設けるという心意気がとっても素敵。
小さな祠ですが、市比賣神社のあとにこちらの市姫神社も巡ると、小さな達成感を味わえます。
私は、妻の健康を市比賣神社で祈願し、愚息がこれからの人生食事に困らないようにと市姫神社にお参りしておきました。
SPOT INFO
名称 | 市比賣神社と市姫神社 |
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時間 | 9:00~16:30(市比賣神社) 24時間可能(市姫神社) |
お休み | 無休 |
料金 | |
公式サイト | https://www.ichihime.net/ |
※ 2020年8月7日現在の情報です。