22の塔頭をもつ大寺院、大徳寺。
1/10~3/18の間、普段見ることのできない法堂や唐門が公開されています。
スタッフの方が常駐されていて、説明もしていただけるので、より理解を深めることができます。
まずは方丈から拝観します。こちらは8つのお部屋があり、南側の4部屋と枯山水庭園が公開されています。
障壁画には、狩野探幽の代表作「山水図」などが残されています。
次に法堂ですが、こちらの天井には龍が描かれており、手を叩くと反響音が龍の鳴き声に聞こえることから、「鳴き龍」と呼ばれています。
叩き方や叩く人によって聞こえる音も違うそうです。「ぜひご自分の音を聞いて帰ってください」と言われたので、私も叩いてきました。
龍の鳴き声というのはもちろん聞いたことがないのでわかりませんが、「ギュルルル」というような音が跳ね返ってきました。
最後は彫刻が見事な唐門です。獅子や孔雀などの彫刻がとても豪華で、みとれて日の暮れるのも忘れてしまうことから「日暮門」と呼ばれています。
日光東照宮の陽明門のモデルにもなったといわれているそうです。
法堂・方丈・唐門の他に、織田信長の菩提寺である総見院も公開されています。
この機会にぜひ行かれてみては。一見の価値ありです。
SPOT INFO
名称 | 大徳寺 法堂・方丈・唐門 |
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時間 | 2020年1月10日(金)~3月18日(水) 10:00~16:30(16:00受付終了) |
お休み | 1月16日(木)~18日(土)・21日(火)、2月21日(金)、3月15日(日)は終日拝観休止 |
料金 | 大人(中学生以上)800円/小学生400円 |
公式サイト | https://ja.kyoto.travel/specialopening/winter/2019/special/public01.php?special_exhibition_id=31 |
駐輪場 | 東側の駐車場の方から入ると、総門の裏に置かせてもらえます。 |
※ 2020年1月23日現在の情報です。