多くの寺社がある京都、大晦日の夜は、あちこちで除夜の鐘の音が響きます。
その中でもユニークな撞き方をしているのが浄土宗の総本山、知恩院です。
「えーい、ひとーつ!」「そーれ!」の掛け声に合わせ、
親綱を持つ撞き手と小綱を持つ16人の僧侶、合計17人で大きな鐘を撞きます。
この撞き手の動作がとても特徴的で、仰向けに綱にぶら下がり、体全体を使って鐘を鳴らすのです。
その様子はまさにダイナミック!
大鐘にふさわしい、太く重厚感のある音が響きます。
テレビなどのメディアに取り上げられることも多く、見たことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。
また、知恩院では大晦日より前に「試し撞き」も行われているので、
「年越しは家でゆっくりしたい」「夜は暗いし寒いしちょっと…」という方はそちらを見に行ってみてはいかがでしょうか!
こちらは2019年の試し撞きの様子です。
隙間から撮影したので見づらいかもしれませんが、少しでも雰囲気が伝われば幸いです。
SPOT INFO
名称 | 知恩院 除夜の鐘(2019年の情報) |
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時間 | 2019年12月31日 開門 午後8時 開始 午後10時40分~ 閉門 午後11時頃 【試し撞き】 2019年12月27日 午後2時~ |
お休み | |
料金 | 境内無料 |
公式サイト | https://www.chion-in.or.jp/special/joya/ |
駐輪場 | なし |
※ 2020年1月5日現在の情報です。