大将軍八神社について
大将軍八神社は、平安京が造られた際、御所の北西を守る神社として建てられました。
平安京ができたのが794年なので、それと同じと考えると1200年以上の歴史のある神社です。
御祭神の大将軍神は、陰陽道や道教において方位を司る神様です。
現在も移動や結婚、旅行など日常生活におけるあらゆる厄から人々を守る方除け・厄除けの神様として信仰されています。
方徳殿
5/1~5と11/1~5の年2回の期間で公開されている、宝物庫です。
せっかくの機会ですので昨日行ってきました。
中には80体の大将軍神像軍が立体曼荼羅様に安置されています。
平安時代~鎌倉時代にかけて造られた木像ですが、とてもきれいな状態で保存されています。
他にも、渋川春海作の天球儀などが展示されています。あまり興味のない分野なので知りませんでしたが、木造の天球儀としては最も古いものだそうです。
神社にイカリ?!
驚いたのが、本殿の裏側に置かれていた錨。
なぜ?と思いつつ帰ってから調べると、神社所蔵の宝船の絵に錨が描かれており、その絵にちなんで奉納されたもののようです。
錨が描かれているのは大変珍しいそうです。宝物庫にあったのをもっとよく見ておけばよかった…
ぜひこれから方徳殿へ行かれる方は、宝船の絵にも注目してみてください。
今年の方徳殿公開は明日までです。ご興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
SPOT INFO
名称 | 大将軍八神社 方徳殿 |
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時間 | 5/1~5/5 11/1~11/5 10:00~16:00 ※期間外に拝観したい場合は神社に直接お問い合わせください。 ※境内は、いつでも無料で拝観できます。 |
お休み | 5/1~5/5 11/1~11/5以外 |
料金 | 一般 500円 学生 300円 |
公式サイト | http://www.daishogun.or.jp/index.html |
駐輪場 | 境内に駐輪可 |
※ 2020年11月4日現在の情報です。