圓通寺は、もとは後水尾天皇が造られた御所で、「幡枝離宮」と呼ばれていました。
現在は臨済宗のお寺になっています。
こちらの見どころは何といっても比叡山を借景にしたお庭!
比叡山が一番美しく見える角度を探し、この場所に離宮を建てたそうです。
建物の柱、更には奥に見える杉の木で二重の額縁のようになっているのがこのお庭のすごいところ。
座る位置によって見える角度や額縁の中に入る範囲も変わるので、ぜひ色々な場所から見てみてください。
ぼーっと座っていると、突然お寺の方による解説(放送)が始まったのでびっくりしました。
帰り際にもお声をかけていただき、色々とお話を聞かせていただきました。
写真はないのですが、お寺を囲む石垣が、かつて銀行などの建物に使われていたものの再利用だというお話など、とても興味深かったです。
深泥池から圓通寺までのルートを簡単に。
1のルートだとかなり勾配がキツかったので、2のルートをおすすめします。
最後になりますが、お庭以外は撮影が禁止されていますのでご注意ください。